トヨタ自動車規模の会社になると副社長が6人おり、
豊田章男社長は彼らを会社を支えている6本の柱だと例えていました。
その一人、河合副社長について。
流石に誰もがこのクラスの会社の副社長がどんな経歴を持っているのか
容易に想像できるとおもいます。
有名な大学出身や博士だろうと。
もちろんその通りです。いわゆるエリート集団です。
しかし、河合副社長は違います。
中卒の見習い工技術者です。
その後の実績は省きますが、
副社長の任命が出た時、技術部やそのOBが大喜びしたそうです。
そして、キャリアでない技術者を抜擢した豊田章男社長に賛辞が送られたとか。
今も本人の希望で本社でなく技術者の現場にいます。
豊田章男社長はこう言っています。
副社長それぞれが自分以上の専門的な知識や経験があり、
それを認め、彼らが今のトヨタ自動車を支えていると。
彼らがもし何か失敗したらその責任は全て私の責任で全てを負うと。
豊田章男社長が部下を信頼し、見抜く力を持っているからこそ急回復した現在のトヨタ自動車があるのでしょう。
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